29  関数(ヘルプファイルの読み方1)(L33)

スライドでは、関数に与えるものとして

美容院("髪の長さ:20cm",paama=TRUE,color="gold",length=2)

として、“髪の長さ:20cm”を入力、paama=TRUE,color=“gold”,length=2をオプションと呼んでいましたが、実はこのような呼び方は本来しません。

入力やオプションの区別をつけず、すべて、

と呼びます。

Argumentという言葉が使われていることを確認するために、関数のヘルプファイルを見てみましょう。

ヘルプファイルは関数の使い方を解説してくれている文書で、新しい関数を使うときには、まず真っ先に見るものとなります

ヘルプファイルの見かたは簡単で、例えば与えた数字を全部足してくれる、sum関数のヘルプファイルを見る場合は、

?sum
starting httpd help server ... done

?をつけて、カッコなしの関数を記載して実行するだけです。英語の文書となりますが、がんばって読みましょう。なれれば、楽に読めるようになります。

ヘルプファイルの項目として

29.0.1 Description

その関数が何をする関数なのかの説明があります

sum returns the sum of all the values present in its arguments.

とあるので、

sumのargumentにあるものの全ての和を返す

と記載されています。

29.0.2 Usage

どのように利用するかの記載があります

sum(..., na.rm = FALSE)

という使い方で、

29.0.3 Arguments

Usageでしめされている、sum関数の中身についてそれぞれ記載されています。

  • … : numeric or complex or logical vectors.
  • na.rm: logical. Should missing values (including NaN) be removed?

29.0.4 Details

より詳しくArgumentsの内容や注意が書かれています。読み飛ばしたりなんとなくの理解で構わないと思います。

29.0.5 Examples

最後になりましたが、一番大切なのがExamplesだと個人的には思っています。

ここに書いてあるスクリプトはそのまま実行すると、関数がどのような動作をするか、なんとなくイメージできるようになります。

次の動画で、このExamplesの動作を確認しながら、sum関数がどのような挙動を示すのか、Argumentsに与えられたものが何を示すのか、解説していきます。